マスクの次は、トイレットペーパーが市場から消えました。
スーパーの棚が空っぽになっているのを見ると、不安になりますね。
さて、「くるみーる」はというと、実はまだトイレットペーパーもティッシュペーパーも在庫があります。
パニックになる数日前、青果卸の事務員さんが、「人間は不安になるとトイレットペーパーを買いたくなる心理がある」という話をしていたので、念のためにといつもの4倍仕入発注したんです。
「こんなに売れるかな~?まあ、腐らないし~」と、呑気にしていたら・・・・・。
あっという間に、市場から消えました。
昨日、いつものお客様はもちろん、初めてのお客様にもたくさん売れました。
初めての方が、「こんな所にある!」と移動販売車に来られ、「こんな時だけゴメンね」と言いつつ、トイレットペーパーを2つ買って行かれました。「スーパーを6軒まわったけど、どこにもないの!」とのこと。
また、別の男性のお客様(この方も初めての方)は昼にトイレットペーパーを1つ、閉店後また店に車で来られ、もう1つ買って帰られました。
潤沢に仕入れたので、当分大丈夫と高をくくっていましたが、このペースで行くと・・・・。ヤバい!
しかし、後から思い返して段々ムカムカしてきました。
誰のために、何のために移動スーパーがあるんや?
買い物に行くのが不自由な方、高齢者、車に乗れない人達じゃないの????
スーパーをハシゴできる人や、わざわざ店に車で来る事ができる人のために、お前はトイレットペーパーを売りたいのか?
ウチを頼りにしているお客様に、「売り切れました~」とでも言うのか?
自分の馬鹿さ加減に本当に腹が立ちました。
トイレットペーパーがなくなって本当に困る人のために自分がいるのじゃなかったんか?
本当に馬鹿なボクです。
明日からのトイレットペーパーの販売は、毎週のお客様と一般のお客様を区別します。
今まで、「一見さんお断り」ってお高く止まっててイヤなイメージを持っていましたが、考え方が甘かったです。
本当に大切なお客様は誰か。そのお客様の利益になることは何か。
しっかり考えて行動したいと思いました。
在庫がある間はこれ↓で行きます。