お世話になっているリハビリデイサービスの施設様からのお誘いで、「ケアニン」という映画の上映会に参加させていただきました。
内容は、
新人の介護福祉士が一人の認知症の女性の介護をしていく中で成長していく物語です。
とても感動しました。
5年前になくなった祖母が認知症だったので、言動に「そうそう、そんなだった!」と自分と重ねたり。
今の、くるみーるのお客様にどう向き合ったら良いのかと重ねて考えたり。
上映後、班に分かれてディスカッションしました。
母の認知症に今直面されている方。
訪問介護をずっと続けておられる方。
デイサービスを管理され、斬新なアイデアをクシされている方。
有料老人ホームの敏腕営業マンから便利屋に転身された方。
福祉に関わってこられた方々の、重くて、でも明るい言葉に勇気とヒントをいただきました。
「くるみーる」の仕事はお客様との距離が近いので、情が移りやすく、ご高齢の方が多いので、入院や施設入所など、突然の別れが多くあって時々ショックなことがあります。
映画の中で、新人介護士クンは、「自分はちゃんと向き合えていたのか」と度々後悔し、自責の念に駆られます。
「ああ僕も新人クンと全く同じ気持ちだなあ」と感情移入させられました。
上映会を開催するに、主催された施設様の社長さんは「器の大きい人」です。
50以上の施設様とお取引させていただいていますが、初めから「この施設はちょっと違うな~」と感じていました。
スタッフは思いやりがあり、社長の理念という背骨がキチッと通っているように感じます。
いつも重いコンテナを率先して運んでくださったり、利用者さんに対する声かけや動きを見ていると「上辺の理念とは違うなあ」と思います。