先日、三郷町まちづくりワーキングで偶然お目にかかった、妹の元彼パパと再開しました。
今日は夕方から、火曜日の巡回コースを考えるため、下見をしながらコースを車で回っていました。
たまたま、パパさんと出会い、立ち話をしました。
地域の自然環境を活かした、まちづくり構想をお持ちのようで、色々な取り組みを伺いました。
筍やアケビの収穫体験、自然のツルでカゴを編む体験などなど。
バイタリティと志の高さに元気を頂戴しました。
一番嬉しかったのは、「僕の考え方と似ているなあ」というところを発見できたことです。
パパさんはおっしゃいます。「年寄りでも障がい者でも役立つ場があるはずや。」
ちょうど、神奈川県で障がい者への不幸な事件がありましたが、「親はつらいやろなあ」とおっしゃいます。
地域の民生委員・児童委員をされている方の体験と実感のこもった言葉だと思います。
スウェーデンに「samhall サムハル」というとんでもない会社があります。
何がとんでもないかというと、
●従業員2万人以上のうち、90%以上が障がい者
●新規採用者の40%以上が知的障がい・複合障がいなどの重度障がい者
●一般企業への転職率5.3% (サムハルで仕事を学び、一般企業へ転職してゆく)
●収入883億円・従業員への最低賃金約20万円
障がい者を隔離し、補助金を与える政策よりも、共に社会に参加し、貢献感を育む政策を国を挙げてやっているスウェーデン。今では、財政支援額(補助金)よりもこの会社自体の利益の方が大きくなって、政府の負担も少なくなっています。
全人口が900万人しかいないこの国では、女性も、障がい者も、高齢者も貴重なプレーヤーなんですね。
超高齢化社会を迎えた日本。
これから労働力不足が大きな問題になっていきます。
好むと好まざるに関わらず、新しい発想で、働きたい人全員の社会参加が始まっていくと思います。