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失う勇気

岸見一郎先生の「嫌われる勇気」という本が100万部を突破しましたね。

それにあやかったタイトル「失う勇気」です。

 

 何かを「やろう」と決めたら、別の何かを「やらない」と決めないといけません。

でも、人間は一度手に入れたモノを手放すのは惜しい・恥ずかしい・恐い。

両手で水をすくって持っている状態で、別の水をすくおうとしても出来ません。一度手放すことが、どれだけ勇気のいることか想像できます。

 

 失うモノには見栄、人の評価、信用、財産、義理人情、メンツ、常識、世間体、家族、健康、などなど色々あります。そういった「失うモノ」と「得たいモノ」を天秤にかけて決断しているのでしょうね。簡単な決断ではないですね。学生のテストみたいに正解と不正解がはっきり分かれているわけでなく、51点と49点とか、こっちから見たらAだけど、この面から見たらBだなとか。

 

 

 迷っても結局、決めるのは自分しか出来ない事です。WANT(したい)で決めるのが一番だと思います。だから、夢や目標を持つことが大事になってくるのかもしれませんね。