面白かった。吉田雅紀先生の話。
馴れ馴れしくてKYなオッサンやなあと思っていたら、肩書き見たらスゴイ人でした。
ご自身が話されているとおり、子供の頃からADHD(注意欠陥多動障害)の特徴そっくりの行動をしてきたそうです。根気がない、急に動く、空気読めない、ジコチュー、自己顕示欲が強い・・・当時こんな病名はなかったけどぴったり当てはまるそうです。
会社員時代もトップセールスマンでありながら、上司の命令無視、社内行事には付き合わない、残業しない。スゴイ。
成功した方で「自分はADHDだった」という方はものすごく多いです。ADHDをダメだととらえる日本の社会や教育こそ病気です。その思考が子供達の個性や自信を殺してしまっていると僕は断言しますけどね。だから、僕は中学の入学式の壇上で、「変な人になって下さい」と祝辞したのですが、伝わった人がいると嬉しいなあ。
起業し、失敗し、借金抱え、そこから這い上がった経験から来る話には説得力があります。
どっちみち失敗するんやから、理想を追うな。
失敗は人の失敗から学べない。
頑張るな、たかが仕事に人生かけるな。
起業家にはやってみて、じわじわ分かってくる深い深い言葉だと思います。
本も面白かった。
上杉鷹山の「働き1両」の話は僕も大好きになりました。